★総合型地域スポーツクラブニュース★ 10/16号
埼玉県体協事業(創設支援クラブ対象)の報告 | ||
【第1回クラブマネジャー研修】兼【第2回創設支援クラブ担当者会議】 | ||
クラブマネジャー研修
ワークショップ「上手な会議の進め方」
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平成21年10月16日/飯能商工会館 |
◆クラブマネジャー研修:ワークショップ「上手な会議の進め方」
今年度、創設支援を受けている5つのクラブ関係者を対象に、クラブマネジャー研修と担当者会議を開催しました。クラブマネジャー研修では、ファシリテーターの青木将幸氏をお招きして、約2時間30分にわたり、「上手な会議の進め方」というワークショップをおこないました。
◇良い会議とは? 悪い会議とは?
まず、良い会議、悪い会議について考えていきます
①一人一人が、「よい会議」「悪い会議」とはどういう会議か。あああああ ああああああああああああああああああああああ A4用紙を横にして真ん中に線を引き、各自が考えて分けて、書き出す
②隣同士で意見を交換する
③一人ずつ、発表し、それぞれの意見を皆が見えるように、書き出す
◇会議のテクニック
どのように良い会議で出された要素を実現するのか、青木さんがテクニックを紹介してくれます
○みんなに発言してもらうには・・・
一人で考える時間をもつ → 少人数で話す(少数意見でも発言しやすい) → 全員に発言してもらう
※いきなり「意見ありますか?」だと他人まかせになって、一人一人が目的意識をもたずに、だまってしまう人がでてくる。まず自分の意見を練る時間をとると、そのようなことが避けられて効果的 |
○声の大きい人、権力者の意見に左右されないようにするには・・・・
「良い会議とは/悪い会議とは」と同じように、たとえば「良いクラブとは/悪いクラブとは」というテーマでそれぞれ考えてもらい、全員に発言してもらう。さらにそれを書き出す |
※一方的な意見に偏らないように、プラス、マイナスの両方を必ず出すようにする。また、そうした意見をすべて、書き出すこと、すなわち 「可視化」することで、全員の発言の重みが同じようになり、共有される |
○会議がらだけないようにする、短時間で集中するには・・・・
会議の展開の原則として、共有→拡散→混乱→収束の4段階がある 常に司会進行役が、今はどの段階にあるか、その段階に見合った意見かどうかを判断しながら進める |
※会議の4段階を確認するちょっとしたゲーム
自分の両膝を右、左と手で叩き、終わり次第次々と左となりの人がつなげていき、一週するのに何秒かかるかというゲームをしました。「それをもっと早くするにはどうしたらいいか、みなさんで考えてください」という青木さんの指示によって行われた話し合いに、この4段階が見事に現れていました |
◇クラブの現状と問題点
会議の基本をおさえたところで、参加者に身近なテーマで、実際に会議を進めてもらいます
○後半の【担当者会議】では「クラブの現状と問題点」を発表してもらい、課題を共有することを行う予定にしていたのですあが、事前の青木さんとの打ち合わせで、どうせ会議の進め方について学ぶのだから、実際例として、ワークショップの中あで、課題だしまでやってしまいましょう、ということになりました。 |
・まず、自分たちのクラブが、目標である「クラブの設立」に向けて、現在どの程度のああ達成率かを、提示してもらいました。その方法が「グラデーション挙手」。挙手といえば、賛成、反対、すなわち挙げる/挙げないの0か100ですが、この方法はパーセンテージを手の角度で表すというもの。これなら、他の議題でも、「完全に賛成ではないけど、まあ賛成の方」とか、「絶対に反対ではなく、条件があえば可能性有り」なあ あど、それぞれの思いを表すことができます。青木さんおすすめの方法です。 |
・それぞれの達成率段階で、出ている課題を書き出します。基本的には、クラブごとに事情が異なるので、まったく同じになるわけではありませんが、今後出てくる課題の目安がわかりました。 |
◆自分たちの課題を出し合うという現実的な事例を盛り込むことで、より実践的なワークショップになりました。青木さんがどのような質問にも、実際にご自身が体験してきたこと、やっていることを事例に出して、即座に答えてくれます。その引きだしには、まだまだいっぱい情報が入っている様子。もっといろいろいなことを教わりたいと思うワークショップでした。参加した創設支援クラブの皆さんにも何か参考になることがきっとあったかと思います。青木さん、ありがとうございました。
◆今回お世話になった、青木将幸さんについて、詳しいことを知りたい方は下記のHPをごらんください。
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