国民体育大会埼玉県選手協会5か年計画の選手強化基本方針に基づき、天皇杯・皇后杯ともに第3位以上を獲得するため、第77回国民体育大会における強化基本計画を策定する。
(1)少年・女子種別の強化
・競技団体主導のもと、責任を持って入賞可能性のある選手への国体参加の環境を整える。
・各種制度を有効的に活用し、国際大会出場等有力選手を積極的に起用することで、得点力の向上を図る。
(2)集団ボールゲームの強化
・代表チームの編成方針を早期に決定し、最適な選手・スタッフの選考を早期に行うことで準備期間を十分確保し一体感を醸成する。
・早い段階から他県の戦力状況を分析し、チーム力を最大限に発揮するための対策を講じた強化事業を実施する。
(3)新しい生活様式における強化指導体制の構築
・制約がある中での効果的な強化指導を考え、スポーツ科学の活用や新たな指導方法への取り組み行う。
・感染症防止対策をした上での指導の習慣化や競技力向上への取り組みを行う。
(4)オール埼玉体制の構築
・最高の埼玉県選手団編成に向けた各競技団体の連携協力体制を強化する。
・県、県スポーツ協会、競技団体が一体となって企業・大学・クラブチーム等との相互協力・支援体制の整備に取り組む。
(5)勝利のモチベーションを高める目標設定
・理論やデータに裏付けされた根拠を基に、達成しうる最高の目標を設定し、選手と指導者がその達成に向けて一致団結する。
・関東ブロック大会突破を確実に実現する戦略を早期から立案する。
(6)強化事業の活性化と環境整備
・強化練習を可能な限り多く実践し、選手自身の代表としての自覚を促す。
・スポーツ科学を取り入れて、運動技術の向上や体調管理の効率化を図る。