平成24年3月17日(土)、さいたま共済会館6階ホールにおいて、平成23年度埼玉県体育賞授与式が挙行されました。 功労賞82名、優秀選手賞個人163名・団体31団体310名、そして昨年度より新設された会長特別賞個人12名・1団体(うち1団体、個人4名は優秀選手賞にも該当)、合計563名の方々が受賞され、栄えある栄光旗には埼玉栄高等学校バドミントン部が選ばれました。 式典には、埼玉県議会議長鈴木聖二様をはじめ、各団体の会長等、多数のご来賓にご出席いただきました。 また式典終了後には、野口記念体育賞・押田体育賞の授与も合わせて行われました。
§ 功労賞 §
長年、体育・スポーツの振興に功績があり、且つ、団体の発展に貢献された方々に贈られます。
功労賞 受賞代表者
清水 公子 様 (埼玉県バドミントン協会)
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清水様は、埼玉県バドミントン協会発展のため永年尽力されました。特にレディースバドミントン連盟の理事長として企画・運営・強化の中心となって活躍、また協会の役員としても活躍されています。 |
§ 優秀選手賞 §
国民体育大会を除く全国大会で優勝、また全国中学校体育大会・全国高等学校総合体育大会・日本選手権等で3位までの選手・団体、国際大会で入賞された選手に贈られます。
国際大会入賞者・全国大会優勝者・団体
受賞代表 花咲徳栄高等学校 小倉 友莉香 選手 (空手道競技)
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花咲徳栄高等学校は昨年夏、秋田県で開催されました「全国高等学校総合体育大会女子団体組手」におきまして、見事優勝されました。 |
全国大会準優勝者
受賞代表 小林 彩乃 選手 (馬術競技:県立熊谷女子高校)
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小林選手は昨年11月、静岡県で開催されました「全日本ジュニア馬場馬術大会2011」におきまして、準優勝されました。 |
全国大会3位入賞者
受賞代表 朝霞市立朝霞第三中学校 高橋星夏 選手 (陸上競技)
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朝霞市立朝霞第三中学校は昨年12月、山口県で開催されました「全国中学校駅伝大会」におきまして、第3位の成績を収めました。 |
§ 栄光賞 §
★ 栄光旗 ★
栄光旗は、国際・国内競技会において、特に傑出した競技成績、成果を収めたチーム・団体に送られます。
埼玉栄高等学校 男子バドミントン部 |
埼玉栄高等学校男子バドミントン部は、全国高等学校総合体育大会男子団体におきまして、優勝されました。同大会での優勝は、7連覇となります。 |
★ 栄光楯 ★
栄光楯は、栄光旗に準じた成果を収めた選手・またはチームに贈られます。 |
大塚 美優 選手 (水泳競技:武南高等学校) |
大塚選手は、第3回世界ジュニア選手権大会400m個人メドレーにおいて、見事優勝されました。(当日は都合により欠席) |
加藤 凌平 選手 (体操競技:埼玉栄高等学校) |
加藤選手は、2011国際ジュニア体操競技選手権大会団体総合において、ゆか・跳馬の2種目で金メダルを獲得されました。(当日は都合により欠席) |
山室 光史 選手 (体操競技:埼玉栄高等学校) |
山室選手は、第43回世界体操競技選手権大会において、団体総合で銀メダル、個人総合とつり輪で銅メダルを獲得されました。(当日は都合により欠席) |
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山本 康稀 選手 (レスリング競技:花咲徳栄高等学校) |
山本選手は、全国高等学校総合体育大会レスリング競技96㎏級で優勝し、二連覇を達成されました。(当日は都合により欠席) |
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平 真由香 選手 (卓球競技:正智深谷高等学校) |
平選手は、全国中学校体育大会女子シングルスにおいて優勝されました。(当日は都合により欠席) |
奥原 希望 選手 (バドミントン競技:県立大宮東高等学校) 奥原選手は、第65回全日本総合バドミントン選手権大会女子シングルスにおいて史上最年少で優勝されました。(当日は都合により欠席) |
上尾市立大石中学校 男子バスケットボール部 (左が長谷川暢選手、右が長颯斗選手)
上尾市立大石中学校男子バスケットボール部は、全国中学校体育大会におきまして、優勝されました。 |
§ 会長特別賞 §
日本を代表し、世界大会等で特に顕著な活躍をした埼玉県選手並びに埼玉県ゆかりの選手、監督、コーチで、選考委員会で認められた方々に贈られます。(昨年度より新設)
『なでしこジャパン(サッカー女子)』
佐々木則夫監督・望月聡コーチ・
山郷のぞみ選手・矢野喬子選手・熊谷紗希選手・安藤梢選手・上尾野辺めぐみ選手
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なでしこジャパンのメンバーは、「FIFA女子サッカーワールドカップドイツ大会」で初優勝に輝きました。 |
東洋大学陸上競技部
(左が小池寛明様、右が鈴木麻里衣様)
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東 洋大学陸上競技部は、第88回東京箱根間往復大学駅伝競走において、大会新記録で総合優勝されました。 |
川内 優輝 選手(陸上競技:埼玉県庁) |
川内選手は、東京マラソン2011では日本人1位での総合3位、福岡国際マラソンでも日本人1位での第3位に輝きました。(当日は都合により欠席) |
小原 日登美 選手(レスリング競技:自衛隊体育学校) |
小原選手は、世界選手権女子48kg級で優勝し、2年連続8回目の金メダルに輝きました。ロンドンオリンピック日本代表にも内定されています。 |
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米満 達弘 選手(レスリング競技:自衛隊体育学校) |
米満選手は、世界選手権フリー66kg級で銀メダルに輝きました。ロンドンオリンピック日本代表にも内定されております。 |
三宅 宏実 選手(ウエイトリフティング競技:いちごグループホールディング(株)) |
三宅選手は、全日本ウエイトリフティング選手権大会女子53kg級で優勝され、ロンドンオリンピック日本代表にも内定されています。(当日は都合により欠席) |
田児 賢一 選手(バドミントン競技:NTT東日本) |
田児選手は全日本総合選手権男子シングルスで優勝し、4連覇を達成されました。(当日は都合により欠席) |
§ 野口記念体育賞・押田体育賞 §
☆ 野口記念体育賞 ☆
受賞代表
阿部 博之 選手 (県立春日部女子高等学校長)
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阿部様は、本県体育行政に長く関わられ、また平成18年から本県高体連バスケットボール専門部長として、平成20年からは本県高体連副会長、研究部長、そして本県高等学校保健体育研究会長として、本県高等学校体育・スポーツ活動の振興・発展にお努めいただきました。 |
☆ 押田体育賞 ☆
受賞代表
中川 文華 様 (陸上競技:朝霞市立朝霞第三中学校)
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中川選手は、第42回ジュニアオリンピック陸上競技大会女子A3000mにおいて見事優勝されました。さらに、第66回国体にも出場し、少年B1500mで第3位、第20回全国中学校駅伝大会では、第1区・区間新記録の走りでチームを第3位に導き、また、第30回全国都道府県対抗女子駅伝では第4区・区間1位など素晴らしい成績を収めております。 |
◆ 野口記念体育賞・押田体育賞受賞者名簿(PDFファイル) ◆
◎ 野口記念体育賞 野口記念体育賞は、大正9年に陸上競技で第7回国際オリンピックに日本代表として出場され、また指導者としても素晴らしい実績を残された故野口源三郎先生が古希を迎えられたときに寄附された基金で設立され、それ以来、埼玉県体育の振興・発展に特に貢献した指導者・選手を表彰している。 ◎ 押田体育賞 押田体育賞は、中学校教育、体育の振興にご尽力され、中学校体育連盟会長などを歴任された故押田勤先生のご遺志により、先生がお亡くなりになった後に、ご遺族から体育の振興にと、ご寄付いただき、県下中学校の優秀な指導者、選手を表彰している。
§ 謝辞 §
諸口 高男 様 (狭山市体育協会 会長) |
平成二十三年度 埼玉県体育賞
受賞者代表 謝辞
本日は、この様な盛大な授与式の栄誉を賜りまして身に余る光栄であり厚く御礼申し上げます。
只今、晴れの表彰を受けました一同を代表いたしまして、一言お礼の言葉を述べさせていただきます。
昨年三月十一日の東日本大震災において多くの方が亡くなられ多数の方が行方不明となり、現在も約三十四万人が被災されており、亡くなられた方々に哀悼の意を表すとともに一刻も早い復興を願っておりますが、あの時被災地をはじめ国全体が意気消沈した状況のなかでスポーツ界、並びにトップアスリートの活躍が私達に勇気と元気と希望を与えてくれましたことは記憶に新しい所でありスポーツのもつすばらしさを感じた次第であります。
私達はそれぞれの組織団体において指導者として選手として汗を流し目的を達成すべく努力してまいりました。これからもトップアスリートの競技力向上をはかるとともに生涯スポーツを推進するなかで、体力の増進、高齢者、障害者の介護予防、青少年の健全育成、スポーツの楽しさ等、スポーツを通じて元気な埼玉づくりに頑張ってまいります。
本日の栄誉ある体育賞受賞をこころに刻み、これらの達成のため更なる精進してまいりますこと、お誓い申し上げますと共に先輩、家族のご協力に感謝申しあげまして、お礼の言葉にかえさせていただきます。
誠にありがとうございました。
平成二十二年三月十七日
受賞者代表 諸口 高男
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